多摩動物園に向かう乗り物というだけじゃない!多摩モノレールはイベントも盛りだくさん!

多摩動物公園に向かうときや、中央大学や帝京大学などへの通学などで多摩都市モノレール(多摩モノレール)を利用する人は多いでしょう。
基本的に交通機関は「目的地に向かう」ために利用するかと思いますが、多摩モノレールはそれだけで利用するのはもったいないです。
目次
多摩都市モノレールはイベントが盛りだくさん!
多摩都市モノレールではサンリオピューロランドや多摩動物公園といった観光地の入場券と乗車券をセットにした割引サービスだけでなく、車両を使ったイベントや車両基地でのイベントが行われます。
TOYODA BEER in 多摩都市モノレール2017
運行日
2017年10月14日(土)17:00出発
集合場所
多摩センター駅改札外(受付時間16:20~16:40)
料金
4,500円(税込)/人
メニュー
TOYODA BEER飲み放題(おつまみ付)
応募期間(2017年は既に終了しています)
2017年8月21日(月)10:00~9月3日(日)23:59
定員
150名
注意事項
- 1グループ2名~4名で、1名での応募は出来ません。
- 応募は1グループ1回のみで、複数の応募を確認した場合全て無効となります。
- 全席指定、なおかつ座席を選ぶことは出来ません。
- 乳幼児を含む未成年者の参加は出来ず、年齢確認をすることもあります。
- 集合場所までの運賃は参加者負担となります。
- 車内にトイレはありません。
多摩都市モノレールに乗りながら、地元のビール会社であるTOYODA BEERを飲み放題で楽しむことが出来ます。
新幹線のような長い路線ではないので
- 17:00に多摩センター駅から出発
- 立川北駅まで進む
- 折り返して多摩センター駅で40分ほど停車
- 高幡不動駅まで進んで18:50頃解散
という形式になります。
このTOYODA BEER in 多摩都市モノレールでは、多摩地域周辺の取扱店以外では中々味わうことが出来ないTOYODA BEERを飲み放題で味わうことが出来ます。
地元のビールが飲み放題というなんとも魅力的なイベントですが、注意点として車内にトイレが無いということが挙げられます。
旅行などで車内飲酒をする場合新幹線などがほとんどだと思いますので、車内にトイレはあるでしょう。
しかしTOYODA BEER in 多摩都市モノレールの場合は、普段通勤・通学などで使用されるモノレールの車両を使います。
そのため車内にトイレはなく、トイレは多摩センター駅に戻ってから40分ほど停車する間に済ませる必要があります。
あなたは普段飲み会などでトイレに頻繁に向かうタイプでしょうか?
その場合多摩センターで停車中に必ずトイレに向かうようにしなければ、高幡不動駅で解散するまでの間がとても辛い時間になってしまう危険性があります。
たかが6駅(多摩センター駅⇒高幡不動駅)と侮らず、トイレはしっかりと済ませるようにしましょう。
夏休み子どもイベント 1日体験
1日駅員体験2017
実施日時
2017年8月5日(土)10:00~12:30のうち1時間半程度
実施場所
上北台駅
募集人員
小学生の子どもと保護者 15組(1組最大3名)
体験内容
- 駅長辞令交付
- 放送・出発合図体験
- 駅務機器体験etc…
1日運転士体験2017
実施日時
2017年8月6日(日)9:20~12:20
実施場所
高松駅および臨時電車(高松駅⇔多摩センター駅)
募集人員
小学生の子どもと保護者 20組(1組最大3名)
体験内容
- 運転士点呼
- 運転台見学
- 放送体験etc…
応募締め切り(2017年は既に終了しています)
2017年7月24日(月)12:00
ビールやワインのイベントは大人限定でしたが、こちらはお子様に向けた体験イベントになっています。
夏休みに忘れられない思い出として、モノレールの運転や駅員体験をさせてあげてみてはいかがでしょうか。
1グループ3名というのは子どもと大人の合計なので
- 小学生のお子様2人と保護者1人
- 小学生のお子様1人とそのご両親
といったようにその内訳はどのような形でも問題ありません。
ただ応募の際に記入した、当選者以外のお子様や小学生未満の子どもは参加できなくなっているので注意しましょう。
ウォーキングイベント
多摩都市モノレールでは、駅で集合して歩くウォーキングイベントも行われます。
またウォーキングだけを目的としたよくあるウォーキングイベントだけではなく、ウォーキングイベントのゴールで別のイベントに参加できるような形式になっているものも開催されます。
前回開催された「うまかんべぇ~ウォーキング~トトロの森と歴史さんぽ~」というイベントでは、スタート地点である上北台駅から約10kmのコースを歩きゴールである東大和南公園うまかんべぇ~祭会場を目指します。
当然何もない道を歩くだけではありません。
東大和市の観光スポットである豊鹿嶋神社(とよかしまじんじゃ)や圓乘院(えんじょういん)、空堀川(からぼりがわ)などを巡る、見所の多いウォーキングイベントになっています。
ゴール地点であるうまかんべぇ~祭は東大和市のご当地グルメを決めるご当地グルメコンテストで、約10km歩いて空腹にすることでイベントをより美味しく楽しむことが出来ます。
ワイン列車プレミアム2017
運行日
2017年12月2日(土)
応募期間(2017年はまだ応募期間前です)
毎年ワイン列車というTOYODA BEER in多摩都市モノレールと同様の、モノレールに乗りながらワインを飲むことが出来るイベントが開催されています。
山梨の若手醸造家グループであるアサンブラージュとのコラボイベントで、美味しいワインを飲みながら眺めるモノレールからの景色は格別です。
昨年度のワイン列車では、おつまみを食べながら各蔵元のワインを飲み比べることが出来ました。
プレミアムがつく今年のイベントは、昨年と比較してより豪華なものとなるでしょう。
注意事項としてはTOYODA BEER in 多摩都市モノレールと同様、車内にトイレがないことです。
多摩センター駅で停車中の約40分の間にトイレを済ませなければ、モノレールでの移動中はトイレに行くことは出来ず大変な思いをする危険性があることでしょう。
またTOYODA BEERは飲み放題でしたが、ワイン列車は飲み放題ではありません。
出てきたものをがぶ飲みするのではなく、しっかりと味わうようにしましょう。
昭和歌謡列車
運行日時
2017年6月3日(土)
昼の部:13:50~15:50
夜の部:18:30~20:30
出発駅
上北台駅
料金
昼の部:3,000円(税込)/人(歌詞集・お茶付)
夜の部:3,500円(税込)/人(歌詞集・お茶・アルコール飲料付)
応募期間(2017年は既に終了しています)
2017年5月9日(火)~5月29日(月)
定員
150名(先着)
注意事項
- 未成年者も参加可能ですが、アルコール飲料の配布はありません。
- 選曲は昭和40~50年代にヒットした名曲です。
通常電車やモノレールといった公共交通機関で大きな声を出すことはマナー違反となっていますが、この多摩都市モノレールで開催される昭和歌謡列車では大きな声で歌を歌えます。
最近流行した新しい曲ではなく
- 西城秀樹さんの代表曲「ヤングマン」
- 近藤真彦さんの名曲「ギンギラギンにさりげなく」
- サザンオールスターズの「いとしのエリー」
といったような昭和40~50年代の流行曲を歌います。
昭和の青春時代を思い出す名曲を、モノレールに乗りながら歌うことができるのです。
注意点として昭和40~50年に青春を感じていた場合、子どもと参加すると子ども視点ではよく知らない曲ばかりになってしまうということです。
「歌を歌う機会を作ってあげたい」と親と参加した場合でも、親からすると世代がズレていてよく覚えていない曲になっている危険性があります。
あなたが3年前に若い子の間で流行った曲をよく覚えていないように、親もあなたが若い頃に流行った曲を覚えていない可能性があることを留意しましょう。
現在90歳になるような方数名に話をうかがったことがありますが、美空ひばりさんの曲も「若い子の歌だからよく覚えていない」とのことでした。
ハロウィンパーティー列車2017
運行日
2017年10月28日(土)・10月29日(日)
発車時間
11:00
集合場所
立川北駅改札前コンコース内特別受付(受付時間10:30~)
応募期間
2017年9月29日(金)必着
定員
各日150名(合計300名)
注意事項
- ハロウィンin多摩センターのイベントであり、ハロウィンパーティ列車に乗車する際は仮装をする必要があります。
- 詳しい応募の方法などについてはこちらをご覧ください。
ハロウィンin多摩センターは家族で仮装して楽しめる多摩屈指の巨大イベント
多摩モノまつり2017
開催日
2017年11月18日(土)10:00~15:00
会場
多摩モノレール車両基地
アクセス
多摩都市モノレール線高松駅から徒歩7分
料金
無料
イベント内容
- 車両搭載機器展示
- 工作車の走行実演
- 分岐器転換実演
- 除雪機操作体験
- マスコンハンドル操作体験
- 案内表示器展示
- ぬりえコーナー
- 基地内スタンプラリー
- 運転台撮影会
- モノレールの鉄道部品販売
- 多摩モノレール・小田急電鉄・西武鉄道グッズ販売
- 立川警察署・自衛隊・立川バス・西武バスの車両展示
- 立川体験スタンプラリー(スタンプ台設置)
物産展
- 国際製菓専門学校の生徒による焼き菓子・パンのセット販売(数量限定)とマジパン教室(人数限定)
- 震災復興支援物産展(岩手県・宮城県・福島県・熊本県)
- 都立大島高等学校物産展
- 沿線五市PRコーナー(多摩市・八王子市・立川市・日野市・東大和市)
その他
ケータリングカー等による飲食物販売コーナー
注意事項
- 当日駐車場・駐輪場は使用できませんので、公共交通機関を利用した方がいいでしょう。
- 車両基地内は完全禁煙で、iQOS(アイコス)などの煙の少ないタバコも禁止されてます。
- 会場内はドローン(無人航空機など)の飛行は禁止となっています。
普段は立ち入ることのできない車両基地に立ち入ることができる貴重な機会であり、車両を真近でみたり普段見ることのない工作車両が走行しているところも見ることができます。
普段は撮影するとしても運転台ごしでしか撮影することができない運転台を撮影したり、マスコンハンドルを操作することなどこれを逃してしまうといつできるのか…
車両基地ということで基地内には整備された状態の車両だけでなく、検査のために分解されている部品の展示も行われています。
後援として多摩市や八王子市、日野市・立川市・東大和市があるからか、モノレール関係の展示だけではなく立川警察署や自衛隊、立川バス・西部バスの車両も展示されていました。
こちらも中々観る機会があるものではないので、逃さないようにしましょう。
ここまででは乗り物などに興味がある人でなければ楽しめないかもしれませんが、多摩モノまつり2017では物産展などで美味しいものもたくさんありますので、家族みんなで楽しめるイベントとなっています。
五行歌作品募集
募集テーマ
「光」部門(一般の部・中学生以下の部)
「花」部門(一般の部・中学生以下の部)
入賞賞品
金賞:図書カード5,000円分
銀賞:図書カード3,000円分
銅賞:図書カード1,000円分
明星大学賞(中学生以下の部のみ):賞状・明星大学オリジナルグッズ
入賞者全員:多摩モノレールオリジナルグッズ
募集期間
2017年9月15日(金)~10月16日(月)
五行歌は短歌(五七五七七)のような文字数に指定があったり、俳句のように季語を入れなければいれないという規制はなく、5行で書けばよい新しい形式の詩の形式のことです。
多摩都市モノレールは五行歌の会と明星大学の協力の下、この五行歌のコンテストを行います。
入賞すると賞品が貰えるほか、2018年3月15日発行予定の『五行歌3月号』に作品が掲載されます。
花や光そのものだけでなく、それらから連想される内容でも可ということです。
応募はHPでも可能なので、多摩都市モノレールに乗ったことがないし気軽に行ける距離ではない…という方でも気軽に参加できますよ。
まとめ
多摩都市モノレールでは、他の公共交通機関ではあまり行われていないイベントが多く行われています。
- モノレールに乗りながらお酒を飲んだり
- 子どもに夏休みの忘れられない思い出を体験させてあげたり
といったことができるのは多摩都市モノレールならではだと思いますので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。